駆け出しWEBエンジニアの成長記ブログ

営業職からジョブチェンジして自社開発企業でエンジニアとしてWEBアプリの開発をしています。ITリテラシーほぼゼロからエンジニアの世界に飛び込んだ私の奮闘記?です。

2年目の目標

エンジニアにジョブチェンジして1年と3か月が経過しました。

今勤めている会社が9月末決算で、10月から年度が変わるので、このタイミングでエンジニア2年目の目標とやることを整理しようと思います。

2年目の方針

設計・開発・テスト・調査・改修と、一通りの業務にこの一年間で携わることができ、なんとなくエンジニアの業務の全体像のようなものがつかめてきたと感じています。

スキル面では、JAVASQL(postgresql)、JavaScriptを用いたプログラミングが主な業務でしたので、『こう書けば動く』という基礎的な部分は定着してきましたが、標準搭載のAPIを使用して独自モジュールを極力増やさないプログラミングや、オブジェクト指向アスペクト指向を実践するなど、保守性・品質を高めるための取り組みがおざなりだったなと感じます。

また、フレームワークミドルウェア、OSなどについてはほとんど触れる機会がなくほとんどからっきしの状態です。

この一年は、『業務で必要なことを調べる』⇒『それらしい解決策を見つける』⇒『必要なところだけ理解して応用する』という、インプットとアウトプットが一体となったオンデマンドな勉強がほとんどでしたが、成長曲線が鈍化しているなと最近感じていることもあり、2年目は体系的な知識を身に着けることに注力しようと思います。

やること・目標

やること① JAVA Silver合格

サーバーサイドの業務を開始する前に黒本を2周ほどしたのですが、最近あいまいになってきている部分もありますし、今改めて勉強することで初めて理解できるところも多くあると思い、やることリストに加えました。どうせなら資格を取ります。

やること② Spring Bootセミナー

IT専門の会社ではないのですが、幸いにも今期の働きを評価していただけて、来期に技術系のセミナーを受講することができることになりました。

調べてみたところ、WEBアプリそのものの仕組みやAnt・MAVENなどのビルドツールの基本、SpringBootフレームワークの使い方まで扱っているセミナーがいくつかあるようなので、勉強がしづらいこの分野をセミナーで習得しようと思います。

やること③ ITパスポート・基本情報技術者合格

私は情報技術系の学部出身ではなく、お恥ずかしい話、世間一般レベルに毛が生えた程度のITリテラシーしかありません。いくらプログラミングができたとしてもこれではお話になりませんので、そろそろこのあたりにも手を付けていきます。4月の試験を受けるつもりです。

やること④ ポートフォリオを作成する

体系的な知識の習得は ① ~ ③ でひと段落として、実運用レベルのWEBアプリケーションを作成しようと思います。

GASやElectron、RPAですがマイクロソフトのPADを使って簡単な便利ツールを作ったり、スクリプトを組んだりすることしかこの1年はしてこなかったので、一度全力でWEBアプリケーションを作ろうと思います。

スマホアプリも作ってみたいのですが、まずは本業でもあるWEBアプリを優先します。

やること⑤ ブログ更新・セミナー受講を継続する

モチベーションの維持と、自身の市場価値向上のため、このブログの更新と技術系のセミナー受講を継続します。

オンラインサロンにも興味がありますが、私の性格からして続かなそうなので、まずはこの2つを頑張ります。

まとめ

日常の業務で触れる範囲のことはできるようになってきましたが、エンジニアとしての基礎固めが必要だと感じているので、この一年は『根を張る』期間にすべく頑張ります。

トップエンジニアから教わった『エンジニアの心構え』

私の所属するWEBアプリの開発チームでは現在、諸所の課題の解決のため外部からエンジニアを技術顧問として招いて様々なアドバイスをもらっています。

相談事項が一周したということで、私のようなチーム内の駆け出しのエンジニアたちが顧問からざっくばらんに話を聞く機会をいただけました。

東証一部上場企業のトップエンジニアの方で、ありがたい話をたくさん聞けたので、この場で共有しようと思います。

 

主に、『エンジニアのキャリア』と『意識すべきこと・心構え』についてお話しいただきました。いずれも新入社員の研修でお話しする内容にも通じるとのことで、今の私にぴったりのタイミングだったように感じます。

 

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1. とにかく何かをアウトプットし続けること

ポイント

  • 誰かに褒めてもらえることが、エンジニアにとって何よりも モチベーションになる。
  • 業務での成果物は外に出せない。つまり自身のステータスになりづらい。
  • 情報をオープンにすることが業界への窓口になって、コネクションが生まれる。

 媒体はGithubでもブログでも何でもいい。発信するものは作ったものでも勉強したことでもなんでもいい。とにかく若いうちから情報発信することを習慣にしておくことが大切。意外とやっている人は少ない。

 自分の成果物が、知らない誰かからLGTMされることが何よりもモチベーションになって、自己研鑽のモチベーションになるし、自分がこれまでやってきたことを明示できるので明確なステータスになる。界隈で有名になれれば講演などのオファーやスカウトだって来る。

 

2. どこでも戦える分野を1つ磨き続けることと、様々な分野に挑戦すること

ポイント

  • どんな問題が出ても『自分にはこれがあるから大丈夫 』と言い切れるような分野を一つ持つこと。
  • そのうえで、いろいろな分野で様々な経験を積めるように努力すること。
  • 時代の潮流に乗っている分野と、実際に現場で求められている分野を見極めること。

 コーディングでもOSでもインフラでもなんでもいいから、『これだけは誰にも負けない』と言える分野を持っておくこと。『なんでもそこそこできる人』には誰も仕事を頼まない。

 ただし、一つの分野を極めることと、一つの分野に固執することは違う。様々なサービスに携わって、たくさんの技術に触れて経験を積んでいくことが成長を加速させるし、自信の市場価値を高める。

 ただ、世間のマクロな流れだけ見ていると需要のある分野を誤認しやすい。今流行りのAIを必要としているのはほんの一部の大企業であって、ほとんどの中小企業ではまだまだVBAが求められる。様々な経験を積んでおけば役に立つ場面が必ず訪れる。

 

 3. 中長期の開発計画は要らない。3日後に出せる進捗を積み重ねる

  • アジャイル開発の進め方は、中長期を見越したガントチャートに則ったものではなく、とにかくすぐ出せる進捗をひたすら積み重ねるのが主流。
  • やる前から課題を挙げない。とにかくやってみること。

 日本のプロジェクトの進め方では、最初のMTGで往々にして『こういう問題があるから難しい』として企画をつぶす方向性に進んでしまうことが多い。

 まずはやってみて、まずいことがあったら戻る。3日ごとに進捗を出して積み重ねていくことが大事。結局はその方が手戻りは少なくなるもの。

 

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  約1年間エンジニアとして働いてきて、なんとなくもやもやしていたことをぶつけさせていただいたのですが、考え方であったり心構えであったり、とてもためになるお話をいただけました。自分のなかで何か吹っ切れた気がします。

 

 

はじめまして、駆け出しのWEBエンジニアです

こんにちは、はじめまして。

ご覧いただきありがとうございます。

今日から、備忘録も兼ねて、IT技術に関して学んだこと・身に着けたことを発信していこうと思います。

 

自己紹介・経歴

  • 1993年生まれ。生まれも育ちも鹿児島です。
  • 2017年3月文系大を卒業。在学中は体育会ラグビー部に在籍。
  • 2017年4月 ~ 2021年3月、某損害保険会社で勤務。商品開発と営業の業務に従事。
  • 2021年6月 ~ 現職でエンジニアとして開発業務に従事。
  • 業務経験なしで入社し、1年と少し経過しました。

 

現在の仕事について

  • 一般企業(非IT企業)の開発チームに在籍。社内ベンチャーに近いです。
  • WEBアプリの開発業務に従事しています。
  • 業務で使用している技術はJAVA、SpringBoot、JavaScript、Angular、NodeJS、LinuxPostgreSQLAWS、CircleCI、...etc
  • サーバーサイドがメイン。APIやBatchを開発しています。

 

これからよろしくお願いします。